ニチハ「パミール」屋根にご注意下さい。
2020年11月09日
ニチハ「パミール」屋根にご注意下さい。
こんにちは(*^^*)
住まいあんしん倶楽部の今福です！
本日は知らぬ間に皆様のお宅の屋根が大変な被害に遭っているかも知れないお話です。
約20年ほど前、それまではアスベストという耐久性に優れた素材を使った屋根が多く存在していましたが、法律の規制を受けアスベストが入っていないスレート屋根が主流となりました。
基本的にはアスベストが取り除かれた素材だから安心と思われていたノンアスベスト屋根の「ニチハ パミール」に大きな問題が生じてきています。
このパミールは1996年から2008年ごろまで製造販売されていました！
本来パミール以外のノンアスベスト屋根スレートの基本的な寿命は20年から25年と言われていますが、パミール屋根になって10年経過した住宅から様々な問題が見つかりました。
このパミールの屋根の問題点は
・塗装が出来ない
・屋根の先端が白くなってくる（素材が弱まり始めている状態）
・ミルフィーユ状になり屋根が剥がれ落ちてくる（素材が弱まってしまった状態）
・釘の腐食により屋根がズレ落ちてくる
と報告されています。
実はこのパミールはリコール対象となっていない為、知らない方も多くいらっしゃいます。
このパミール素材の屋根を使われている方は、ご自宅の屋根は対象なのか知っておくのは大切です。
また、このパミールはお手入れで寿命が延びるわけではないので、残念ながら屋根の葺き替えもしくはカバー工法をするしかありません。
いきなり急な出費が発生する前に、一度ご自宅の屋根素材をご確認くださいね！
最後までご覧いただきありがとうございました。
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