水害と混合造

2023年03月11日

こんにちは。住まいあんしん俱楽部です。

 

3月11日は東日本大震災の起きた日です。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

 

大震災は地震被害も大変でしたが、その後に起きた津波でも多くの被害が生じました。

日本の建物は耐震性が高いですが、木造住宅は津波に対しては無力でした。
木造住宅を津波に強く改築する事は、ほぼ無理です。

 

一方、鉄筋コンクリート造は、多くが津波に流されずに残りました。
海辺の近く、または以前に津波被害があった所に建物を建てる場合は、鉄筋コンクリート造の方がおすすめです。

 

しかし、日本人は木造が好きな傾向があります。
鉄筋コンクリート造より木造の方が、ぬくもりや安心感を感じる方が多いです。

 

不安のある土地で、木造のお住まいを建てたい方は、1階鉄筋コンクリート造、2階木造をご検討されると良いかも知れません。
通常の木造よりも津波への耐久性が圧倒的に上がります。
上階が軽くなる為、通常の鉄筋コンクリート造よりも耐震性に期待できそうです。

 

ただし対応できる業者は限られると思われます。
また津波で流されなくとも、浸水を防げなければ、その階の被害は甚大になります。
後のリフォームにも不向きと言われてますので、色々と深い検討が必要となりそうです。

 

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